カホンの作り方(1) - 2011年07月30日

神戸の灘にあるサークル音楽教室の冨士です。
明日はいよいよ、「カホンを作ろう!」の3日目です~!
僕自身凄く楽しみで、うれしそうに、皆さんに作って頂くカホンの材料の仕込みをしているのですが、こんな時間になってしまいました・・・

「カホンって簡単に作れそう」と皆さんおっしゃるのですが

まず、僕が図面を書いたとおりに木工所が加工を行なってくれまして~こんな材料が届きます~!!もちろんこのままでは、カホンを簡単に作ることはできませんので、僕が様々な仕込みをするのです!

用意しておいた、打面板、背面板、に穴の位置を厳密に計って、下穴錐で裏から穴をあけます。

次の工程はすごく大切なのですが、カホンは手で打つ打楽器ですので、木ネジの頭が少しでも出ていると手に当たりとても痛いので、ネジの頭が板に隠れるように、面取りビットたる錐を使いネジが埋め込まれる穴を表面から彫りこみます。

次は、本体側の仕込みになりますが、カホンには内部に弦が張られており、バズ音を出す仕組みですが、本体の上部と下部の板に弦を取り付ける用の金具を取り付けます。この工程はバズ音に大変な影響を与えますので、1つ1つ丁寧に万力で挟み、下穴をあけ、木ネジで固定します。それが出来たら教室のステッカーを貼ります。

2011年夏の「カホンを作ろう!叩こう!」は今日7月30日と明日、31日です~!あと二日間頑張るぞ~!!

いつも、仕込みが大変なのですが、いいカホンが出来た時の皆さんの笑顔や「カホンを叩こう!」会の時の皆さんの楽しそうな様子にいつも癒され、またやろうという気持ちになってしまうのです。

今回は、遠方からの参加者もいらっしゃいますし、どんな出会いがあるか、本当に楽しみです~!!

明日はカホンを皆様が作っている様子を書いてみようかな~!!
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