神戸市灘区にあるサークル音楽教室声楽教室講師の
福本友香です。




今日は声楽の身体の使い方シリーズ第3回をお届けしたいと思います

前回、息の吸い方と吐き方を解説しました。今回はそれをアレンジしたものをご紹介しましょう

腹式呼吸でたっぷり吸った後、吐くときに腹筋に力を入れることで吐く息を止めることができますね

これを短く切って行うことでスタッカートの表現の練習になります

あとは、休符だけど息継ぎはしない箇所などに有効に使えます

注意することは、腹筋を使うことに気をとられて、せっかく作った良い姿勢を崩さないこと

特に肩が前に落ちたり、逆に肩が上がったり、背中が丸くなったりしがちです。あくまでも腹筋だけを動かしてあげてください

そしてもう一つの注意点は、ロングトーンで吐くのと同様に、吐く方向をきちんと定めてから吐くこと。定めたところから外さないように吐きましょう

正しい姿勢でしばらく続けていると、腹筋がだるくなってくると思います

いやぁ、これも腹筋のエクササイズになりそうですね

さて、ここまできたらいよいよ実際に声を出してみましょう。

・・・でも、それは次回のお楽しみ

それでは今日も健やかに、良い声を出して梅雨空を吹き飛ばしましょう


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