ドラマーだってパーカッションをやりたーい! - 2011年09月03日

神戸の灘にあるサークル音楽教室の冨士です。
今日は台風の影響


今日はドラマーの冨士を出してしまいます~

上の写真は僕のお気に入りのスネアドラム(小太鼓)で
ラディク製のスーパーセンシティブです~

ラデックのスネアはどの様にチューニングしたらいいのですか?という質問を受けますが、答えはいじり倒すことですね・・・
ラデックのスネアは大変人気がありますが、そのチューニングの難しさは鳴りやすさにあります。
スーパーセンシティブはストレーナーにパラレルアクションを採用しその名の通りとても繊細な響き線の反応が得られます、昔雑誌でラデックのスネアを女性の悲鳴の様だと


オリジナルのフープは1.6㎜のスチールフープでしたが、僕のスネアはフープをパール製のスーパーフープ2.3㎜に乗せ替えてかなりタイトなチューニングにすることでコントロールしやすく、大変明るいサウンドで輪郭もはっきりした音です。
スチール、ステンレス、ブラス、ダイキャスト、も試しましたが2.3㎜が今のところしっくりきています。

僕の手元に来た時はやはり暴れん坊

ヘッドはレモ製のコーテッドアンバサダーが結局は一番キャラクターに似合っていると感じています、スネアサイドはレモ製ルネッサンススネアサイドを使っています。
ルネッサンススネアサイドは繊細な音と言っているのを雑誌か何かで見たことがありますが・・・
僕には案外ザラザラした感触で楽器自体の尖がりを緩和するようなイメージで扱い良いです

どんなチューニングが良いかは本来自分しか決めることができません。
使っている楽器のモデル、好みの音、参加しているグループの音楽性、ドラムセット全体としてのバランス等、チューニングに影響する要素はあげればキリがありません・・・これがいい方法ですよとは言ってあげられませんが・・・
やはりコツはあると思いますね・・・なのでアドバイスは出来ますよ~
というのがいつもの僕の答えで何よりいじり倒して自分の物にしてくださいね


お~っとドラムの話となると、ついつい長くなってしまいましたが・・・明日のセッティングは少し変態です・・・

明日のライブでグループに求められている演奏は曲によってドラムやカホンを使い分ける事なんですが、ファンクバンドなんでドラムとカホンの間を行ったり来たりしていると曲間が途切れてしまい面白くないと思い、ドラムのスローン(椅子)代わりにカホンを使います、これで即座にスイッチすることが可能です。

しかも、明日はシンバル類とスネアとバスドラムとカホンだけで演奏する予定です。
なぜならとてもシンプルなことでバンドの底を担当したいという想いと、ドラマーから見るグループではなく明日はパーカッション奏者から見るグループという気分で、この様なセッティングにしました~

近年アコーステックな音楽が流行しており、バンド活動されている方々から
ドラマーなんだからカホンぐらいは叩けるだろう!
っと良く言われるのです~

僕はパーカッション奏者でもありますので大歓迎なんですが・・・
ドラムとカホンが同じように出来るとは・・・思えないですね…
どの様な楽器にもその歴史や、文化、演奏方法や技術の違いがありますから・・・
このアコーステックミュージックのブームに是非ドラマー達もカホンの練習をやってほしいな~

ドラマーにカホンを勧める方の求めていることはどうやら、
カホンをドラムの代用にして、小さなカフェやライブハウス等でやかましくない演奏をしてほしいという理由(特に神戸では必要とされている)の様です

しかし、やってみるとカホンは手軽で簡単に叩く事が出来る楽器ですが、どこかドラムっぽくない・・・力強く聞こえない・・・素朴な音なので音楽的に場面を展開していくのが難しい・・・と感じた事はありませんか??
昨今、ドラムの奏法については沢山の情報を得ることができるようになりましたがカホンの情報はまだまだ少ない現状です

僕が、カホンのテキストを書くのに意識したのはやはり
バンドアンサンブルに役立つ事なんです。
カホンにはカホン独特の装飾音符的奏法がありそれを生かすことで、カホンらしく力強く音楽に参加できる演奏が可能となります。
カホンは年齢や性別にとらわれずどなたにも楽しんで頂ける楽器ですし、何も高度な音楽を追求され無くても音楽交流のツールにさえなると思います。
ドラムの代用となる高度なカホンの演奏に関心のある方、何か音楽を始めたいが・・・難しい楽器は音楽の入門にしたくはないと思っておられる方、是非カホンの無料体験レッスンに申し込んで僕に会いにきてくださいね~

サークル音楽教室
http://www.circle-musicschool.com
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