だんじり 心を一つに - 2013年05月10日

神戸市灘区にあるサークル音楽教室
ピアノ教室講師の
福本友香です。
ゴールデンウィーク、皆さんはどのように過ごされましたか?
私はあちこち出かけたりしたのですが、家にいるときにだんじりが通りました。

地元では5月初旬がだんじり祭りの時期なんです。この祭、無病息災・五穀豊穣を祈願するものだそうです。何基ものだんじりがそれぞれの地元を練り歩いた後、神社へ集まり宮入します。
昔は私も綱を引っ張ってだんじりと一緒に神社まで行ってました。

子供はだんじりを直接轢くのは困難なので、綱を引っ張ります。
神社に宮入するときは子供は下がって大人たちの迫力ある練り回しを見ています。
それが終わると神社の中でお弁当を食べたり、出店で遊んだりと、子供にとっては年に一度の楽しい行事なのです。
小学生のときは家や学校で机を太鼓代わりにして叩いたりしている同級生も多かったですねー。

お囃子の練習中などはだんじりの中の様子を覗けるときもあり、今でもその光景は鮮明に残っています。
中は大きな和太鼓、半鐘、二丁鐘という3種類の楽器があり、それぞれに叩き手がいるのでみっちみち、すごい熱気と音なんです。
お囃子の楽器は3種類、しかも全部打楽器ということで、メロデッィクなものではありませんが、聞くと忘れられない音色です。それに加えて轢く側のかけ声もあり、とてもかっこいいのです。

真っ直ぐ進むとき、角を曲がるとき、だんじり小屋からスタートするとき、終わるとき等、場面によってリズムが変わります。

で、驚くのが、地元を離れた同級生たちが、この祭りになると可能な限り地元に帰ってくるのです。
参加できないときは本当に悔しそうにしていたり、だんじりへの思い入れは皆それぞれあるようです。

普段はバラバラに過ごしている同級生たちが、年に一度は心ひとつになるって素敵なことだなぁと、こんなところが自分の地元でよかったなぁと思うわけです。
お囃子だって、きっと皆覚えているでしょうね。打楽器3つでそこまで印象に残る音楽って珍しいのではないでしょうか。
子供のときに聴いた音楽って、やはり大人になっても少なからず影響があるものなんですね。
そして、音楽でのつながりをだんじり祭でもあらためて感じることができました。
来年の祭は、私も宮入まで見に行ってみようかなと思います。
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