声楽教室 神戸市灘区 腹式呼吸 息の吸い方、吐き方 - 2013年06月13日
神戸市灘区にあるサークル音楽教室ピアノ・声楽・保育士のための音楽教室講師の福本友香です。
今日は声楽の身体の使い方シリーズ第2回をお届けしたいと思います。
前回は「姿勢」について書きました。正しい姿勢を作ったら、次は
息の吸い方、吐き方をチェックです
歌うときの呼吸法は、よく耳にする「腹式呼吸」と呼ばれるものです。
腹式呼吸とは、息を吸ったときに横隔膜が内臓を押し下げるために腹部が膨らみ、吐くときにそれを引っ込ませる呼吸法です。
胸式呼吸というものもあり、これは体操の深呼吸などに使われるのですが、肋骨についている肋間筋を収縮させて行う呼吸法です。
実は、男性は一般的に腹式呼吸の方が多いと言われています。女性は逆に胸式呼吸が多いので、歌うときには注意深く呼吸をしなければなりません。
さて腹式呼吸のやり方ですが
まず鼻から息を吸い、おへその下あたりにその息をためるように送り込んでいきます。浮き輪をつけているような感覚で、腹部全体が膨らんでいくのを感じてください。
これがよくわからない・・・という方は、うつぶせに寝て同じように息を吸います。空気が腹部を押して身体が持ち上がるような感覚があれば、腹式呼吸ができています。
寝転がる環境でない場合は、立ったままウエストの少し下に手を当て、前かがみになって息を吸います。腹式呼吸ができていれば、腹部が手を押してくると思います。
胸式呼吸になっているときは肩が若干上下しますので、これも判断基準に使えますね。
上手に吸えるようになったら、次は吐き方です。口から吐いていきますが、いっぺんに吐いてしまわないで、少しずつ吐いていきます。糸を吐いているように「細く・長く」がポイントです。
この糸が、目線より少しだけ上を向いて真っ直ぐ延びているようにイメージして吐いていきます。
部屋の壁に目印をつけると安定しますし、目印がつけられない場合は自分の指を目の前に差し出して、そこに向かって息を当てていきます。
吐く息が少なくなってくると苦しいですよね。でも、姿勢を変えてはいけません。
肩の力を抜いたまま踏ん張るにはどうすればいいか?
下半身で支えることです。下腹部とお尻をグッと引き締めていきます。すると不思議と上半身には力が入りません。
そして最後に大事なのは、持っている息をすべて吐ききること。
内臓を雑巾をしぼるようによじってあげると、それをしないときより1拍くらいは息が長くなります。
身体中の息がなくなるまで吐いてしまいましょう。そしてまた鼻から吸って・・・と繰り返します。
これって、最近流行った某芸能人のダイエット法に似てませんか?
そう、歌はエクササイズにもなるのです!
何を歌うかは自由ですが、正しい呼吸を身につけて声も身体もきれいになれば、フィットネスより手軽で楽しく続けられますよ。
次回はこの呼吸法をアレンジしたものをお伝えしたいと思います。
無料体験レッスンのお申込みはこちらから
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今日は声楽の身体の使い方シリーズ第2回をお届けしたいと思います。
前回は「姿勢」について書きました。正しい姿勢を作ったら、次は
息の吸い方、吐き方をチェックです
歌うときの呼吸法は、よく耳にする「腹式呼吸」と呼ばれるものです。
腹式呼吸とは、息を吸ったときに横隔膜が内臓を押し下げるために腹部が膨らみ、吐くときにそれを引っ込ませる呼吸法です。
胸式呼吸というものもあり、これは体操の深呼吸などに使われるのですが、肋骨についている肋間筋を収縮させて行う呼吸法です。
実は、男性は一般的に腹式呼吸の方が多いと言われています。女性は逆に胸式呼吸が多いので、歌うときには注意深く呼吸をしなければなりません。
さて腹式呼吸のやり方ですが
まず鼻から息を吸い、おへその下あたりにその息をためるように送り込んでいきます。浮き輪をつけているような感覚で、腹部全体が膨らんでいくのを感じてください。
これがよくわからない・・・という方は、うつぶせに寝て同じように息を吸います。空気が腹部を押して身体が持ち上がるような感覚があれば、腹式呼吸ができています。
寝転がる環境でない場合は、立ったままウエストの少し下に手を当て、前かがみになって息を吸います。腹式呼吸ができていれば、腹部が手を押してくると思います。
胸式呼吸になっているときは肩が若干上下しますので、これも判断基準に使えますね。
上手に吸えるようになったら、次は吐き方です。口から吐いていきますが、いっぺんに吐いてしまわないで、少しずつ吐いていきます。糸を吐いているように「細く・長く」がポイントです。
この糸が、目線より少しだけ上を向いて真っ直ぐ延びているようにイメージして吐いていきます。
部屋の壁に目印をつけると安定しますし、目印がつけられない場合は自分の指を目の前に差し出して、そこに向かって息を当てていきます。
吐く息が少なくなってくると苦しいですよね。でも、姿勢を変えてはいけません。
肩の力を抜いたまま踏ん張るにはどうすればいいか?
下半身で支えることです。下腹部とお尻をグッと引き締めていきます。すると不思議と上半身には力が入りません。
そして最後に大事なのは、持っている息をすべて吐ききること。
内臓を雑巾をしぼるようによじってあげると、それをしないときより1拍くらいは息が長くなります。
身体中の息がなくなるまで吐いてしまいましょう。そしてまた鼻から吸って・・・と繰り返します。
これって、最近流行った某芸能人のダイエット法に似てませんか?
そう、歌はエクササイズにもなるのです!
何を歌うかは自由ですが、正しい呼吸を身につけて声も身体もきれいになれば、フィットネスより手軽で楽しく続けられますよ。
次回はこの呼吸法をアレンジしたものをお伝えしたいと思います。
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